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関口の漏電・放電
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2004.09.27
食欲の秋 Part3
答え合わせはいかがだったろう。知ってることで満点だったかもしれないけど、復習してみると忘れてたなんてこともよくあるんだ。特にドッグフードは「あれがいい、これがいい」と情報が散乱してるから何を信じたらいいのか迷うのは仕方ないし、プロだって前はA社を使っていたのに突然「B社がいい」と言い出すんだから素人には理解できないはずだ。それを疑問に感じないで言われるがままってのは避けてほしいのだ。本当に犬を大事に思う飼い主なら「犬にこれを与えれば十分」ってことはなく「コイツに美味いものを食べさせてやりたい」と思うのが普通で、犬が太って当たり前なのだ。人間だって究極の贅沢は『食』にお金をかけることで高級車を買うことよりもずっと贅沢なのだ。

能書きが長くなっちゃったけど、犬の食事は知識があって初めて効果が出る。「たぶん」とか「うちの仔が好きだから」ってのは正しくないのだ。最近の飼い主さんは「アレルギー」には過剰反応するけど、犬は本来そんなに皮膚が弱くないのに「血統」だったり「犬種」だったりと勝手に予想としてアレルギーにしてるのだ。事実マメにシャンプーをしてるだけで、皮膚がきれいになる犬が多いのはアレルギーじゃないからなんだ。アレルギーってのは治すのに時間もかかるし、ほとんど治らないでしょ。

さて、本題の『食』だけど一般で紹介されてる他に俺流として紹介したい。しかし、注意してほしいのは自分の犬に「必要か不必要か」は飼い主として責任を持つべきだ。俺の犬達は紹介する方法がたまたま合っただけなので自分の愛犬に与える配合なんかは良く考えるべきだ。けして人のせいにしないように!

『太っている犬の場合』の食事は減らすことを中心に考えているけど人間と同じで「食べて痩せる」のが正しい。太る理由はホルモンバランスも関係するんだけど、多いのは「食べてる量と消費カロリーが比例してない」からなんだ。「運動はしてるんだけど」って必ず言う飼い主さんがいるけど運動とは『1時間から2時間歩く』ってのが本当で『勝手に遊ばせて2時間』とは全く違うのだ。楽して痩せさせるんなら『おから』と『ひじき』を与えるとダイエットしやすい。お腹に溜まりやすくて消化しにくいから犬が満腹感を得られるし、ひじきは多くのミネラルを含んでいるからドッグフードの量が少なくなってもビタミン不足にはならないのだ。

俺流はこれに『レバー』を混ぜる場合がある。「レバーはあげてもいいの?」と感じるかもしれないけどレバーってのは凄く毛艶を良くするんだ。ダイエットさせるとどうしても毛艶がおちるからそれを防ぐためにやるんだ。さらにこのレバーは『レチノール』や『B2』が豊富だから脂質や糖質を代謝してくれて、同時に新陳代謝も良くしてくれるのだ。ただ問題は、レチノールを摂り過ぎると過剰症になるから量はラブラドールで鳥レバー1日3かけら位だ。

逆に『痩せている犬の場合』は必殺技で『乳製品』が効くのだ。理由は簡単で乳製品は「腸内の働きをゆるめて栄養吸収を高める」からなんだ。まず、チーズの種類は太らせたい場合は塩分が多くなければどれを選んでもいい。チーズはカゼインとかβカゾモルフィンが豊富で整腸作用が活発になり腸内の働きをゆっくりと落ち着かせてくれる。その作用で腸内に食べ物がゆっくり進むため栄養吸収されやすいのだ。

俺流はこれに『牛乳』を混ぜる。しかし、これがなかなかクセもんで下痢をすることが多い。栄養はチーズと変わらず豊富なんだけど、どうしても下痢をするんだよね。そんな時には「乳糖不耐症」の牛乳を使うといい。脱脂粉乳なんかもその部類だけど犬用ミルクを与えるのが安全だ。本当は『牛乳』が1番太り易いのだ。ちなみに太っている犬の理由は大体牛乳を飲ませてるから飼い主さんに聞いてごらん「うちの仔、牛乳好きなの、下痢もしないし」って答えてくれるから。

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