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関口の漏電・放電
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2004.10.08
目の治療
視力が悪いってのは本当に不自由なもんで、メガネがないと何もできなくなる。酔っ払った朝なんかはメガネを置いた場所が解らなくて人には見せられない格好で探してるのだ。犬にも近眼ってのがいてもおかしくないけど、解らないからやりようがない。だけど、白内障や緑内障は早期に人間が発見してやる義務がある。そんなことを含めて話をしたい。

最近の動物医療は進んでて特に目の治療については人間と同じレベルにきてるんだ。

白内障の治療はほぼ人間と同じ手術の手順で行い、成功率も90%以上らしいのだ。こんな手術が犬にされるとは思っていなかったけど、犬の平均寿命が延びて犬のために希望する飼い主さんが増えたおかげで動物医療業界を動かしたんだ。「長生きが幸せか?」なんてのは別として動物医療が進歩することは飼い主として嬉しいことだと思うんだ。でも、緑内障に関してはまだ完治できる方法は見付かっていない。人間の場合もそうだけど、手術して治る病気ではないらしいのだ。事実、俺の御犬様吾郎はこの緑内障で視力を失い、眼球が破裂した。治したかったけど、獣医に「視力を保つのは諦めてください。進行を遅らす努力をしましょう」と言われたもんね。その時は辛かったんだよマジで。今は俺が吾郎の目の代わりをしてるつもりだけど、本人はいらないみたいだ。いつも「ドイテ、ドイテ邪魔だよ」ってな感じで歩いてるんだよね。時々「コイツ実は目が見えてんじゃねぇ?」って本気で思う時があるんだ。犬は凄いよ本当にさ。

さて、皆は犬の目の治療に一役買ってくれるコンタクトレンズを知ってるだろうか?コンタクトレンズで有名な「メニコン」が犬・猫眼球治療用として『メニわん治療用コンタクトレンズ』という商品がある。こいつが結構便利で、普通犬猫の目が悪くなる原因は『角膜障害(白内障など)』ってのが1番多いんだけど、最近までの治療方法は「点眼」が中心だったのね。だけど、その点眼は面倒だし時間がかかるし、点眼液も犬には沁みるらしく使用後に落ち着かなかったり悲痛な叫びをあげる犬も多いんだよね。だから、飼い主さんが可哀想に思ってしまい治療を途中で止めちゃうんだってさ。そりゃそうだよね、犬が明らかに痛がってると思ったら可哀想と思うし獣医だって「犬は目が見えなくても鼻と耳が問題なければ普通に生活できる」なんて言ってるんだもん。

で、この商品はその対応策として、犬の角膜を被う眼帯もしくは絆創膏のような感覚で装着できて角膜の上皮を促す働きのあるコンタクトレンズを作ったんだってさ。

やるじゃんメニコンって感じじゃない?視力を矯正するコンタクトレンズとは違って、度が入ってなくて散歩や遊びの中で角膜に受ける傷を減らしてくれるんだって。俺流に使うなら「パグ」「フレンチブルドッグ」「ペキニーズ」「シーズー」みたいな『チャイニーズアイ系』の目をした犬に使用すると有効だろう。実際、目をケガする犬は紹介した犬種が多いのだ。この『メニわん治療用コンタクトレンズ』は人間のコンタクトレンズと全く同じで弾力があって違和感は少ないとのことだ。気になる人は獣医に相談してみるといいだろう。ただ、良い意見を言うとは限らないので、あとは飼い主として判断次第だ。

今日の犬になった気持ち

    「人間は劣性好きだ。だってわざわざ片目の色をヘンテコな物で変えてるもん」

イメージってのは人それぞれだ。目も悪くないくせにコンタクトレンズ入れて目の色を変えるんだからね。古くさい考えをしてるんじゃなくて、東洋人として西洋人に憧れるのはいいんだけどマンガの見過ぎだと思うんだよね。まぁいっかぁ。だけど、そのせいで『ハスキー』という名犬種を日本人はおかしくしてしまった。この代償をどう思っているか知らないけど犬が流行ってるんだよね。犬と人間の立場が逆ならなんて言うのだろうか・・・。

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